どうにかしたい!4

むしろマスターがどうにかしてます。18禁を名乗っていいのか判らないほどギャグですが……。
 
18歳未満(高校生含)の方は閲覧をご遠慮ください。
読むと色んな意味で後悔するだけです。

「ん、んんんっ……」
 しまった。顔をがっちりくっつけたから、おれの顔にも精液がべっとりついてしまった。
 そういや拭いてやるのを忘れていた。折角、カイトの意識がある上での初ちゅうなのに、ムードも何もあったもんじゃないな。
「ごめん、カイト……」
 パジャマの袖で、ごしごしと顔を擦ってやる。
「なな、なん……っ」
「さっきお前の顔に、顔射しちまって」
「が、顔……ッ」
 カイト、言葉が最後まで言えてない。そうだよな。ショックだよな。寝ている間に顔にかけらたりしたら……。
「ごめんな……」
「い、いえ。え、でも、あの……」
「今度は起きている時にかけるから」
「意味が判りかねますっ!」
 カイトのパジャマのボタンを外して、平たい胸にそっと手を滑らす。胸がないのは幼女と同じだな、なんて考えて、妙な興奮をした。
 これは幼女の乳じゃない。男の乳なのにちゃんと興奮する。
 ぽつりと立った小さな赤い粒が、いやらしくおれを誘っている。乳房がない分、やたら卑猥に色付いて目立つ……。
「やらしい、カイトのここ」
「えっ、ぎゃっ……! 吸わないでください!」
 色気のない悲鳴だ。身体はほんの少し撫でただけで、こんなに乳首を尖らせるくらい敏感なのに。
 舌に当たる硬い感触に、おれのペニスも興奮で硬くなっていく。下手をするとまたイきそうだ。さっきイッていたから、少しはもつだろうか。
 でもカイトの穴に挿れるまでは保たないだろうな。
 何度も何度も、擦るようにしつこく舐めると、カイトがくぐもったような喘ぎを漏らした。おれも漏れた。
 ああ……カイトのズボンを汚してしまった。
「っ……!?」
「悪い、カイトがあまりに可愛くて……」
「あ、あのー、何でこんなことになってるんでしたっけ……」
「おれがお前を好きだから」
「でも俺は、好きだって言ってないんですけど」
「言ったじゃないか」
「で、でもあれは……」
「カイトはおれが嫌いか?」
「いえ、好きですけど、だから……でも、そういう好きじゃなくって、俺は幼女しかダメなんです。男の人にこんな風に押し倒されるなんて。おれ、男性型なのに……」
「もうそんなの関係ないくらいお前が好きなんだ。挿れたい。カイト。今出たばっかだけど、おれの、お前の乳首舐めてるだけでもうこんな……」
「い、挿れるって……っ! やっ、嫌、嫌です、マスタァ!」
 カイトがじたじたと暴れる。そんなに暴れられると、その刺激でまたイッてしまう。大人しくしていて欲しい。
「暴れるな、カイト。優しくするから」
「優しくとかそういう問題じゃないです!」
「気持ちよくするから」
「だから、そういう……。ん、んんっ……」
 どこもかしこも、凄く感じやすい身体。嫌がってるなんて思えない。嫌がってるのは口だけ、そんな気すらしてくる。
「きちんと拒まないと、おれ、本当にやっちゃうぞ」
「マ……マスター……」
 腕を押さえつけて、口唇を寄せる。さっきみたいに軽いキスじゃなくて、今度は深いキスを誘った。
 舌を絡め、歯茎をなぞり上顎の裏をくすぐる。喉の奥まで舌を差し込むと、くちゅりとやらしい音がした。
「ん……う」
 カイトは押さえつけた手を、動かさない。ただ、おれのキスを受け入れている。
 いいのかな。このまま。これはオーケーだと思っていい、筈。
「ごめん、ホントもう限界……抱く」
「っ……ま、マスター」
 口唇で首筋を辿って、もう一度乳首を吸い上げる。もう片方の粒も手できゅっと扱いてやると、カイトの腰が焦れるように揺れた。
 ……たまらん。
 ズボンをパンツごとずりおろして、緩く勃ちあがったそれにおれのモノを擦りつけた。
「あ、んっ……。や、やぁ」
「嫌じゃないだろ。お前のここ、もうこんなにぐちゃぐちゃだ」
「そ、それは貴方のじゃないですか?」
「……すまん、お前が可愛すぎて、すでに三回イッてしまった」
「回数まで正直に言わなくても……俺一回かと思ってました」
「で、でもお前のだって、凄いんじゃないのか? ほら、ローションみたいにどろどろで擦りやすい」
「あっ、や……そんな風に擦っちゃ……」
 びくびくとカイトが震える。流石におれの精液まみれのこれを舐める気にはなれないが、カイトのだったら舐めることもできると思う。
「な、なあ。挿れていいか」
 おれは返事を聞く前に、指を二本揃えて奥へ差し入れた。これだけ濡れていたら痛くはないだろう。
「ひっ……」
 ぬるり、と一気に指の付け根まで飲み込むと同時、カイトがイッた。今度はおれの顔にかかったそれを、舌でぺろりと舐め取る。
「これがカイトの味か……」
「な、何舐めてるんですかっ」
「ん。今度はカイトがおれに顔射したな」
「……う、うう……」
「指挿れただけでイクなんてやらしいな。初めてでコレだなんて、相当淫乱なんじゃないか?」
 カイトがかぁぁっと頬を染めて、顔を背ける。なんだ、その純情な反応。超萌える。
「もう知りません、マスターなんて……」
「気持ちよくしてやるから、そんなにいじけるなよ」
 挿入した指を中で折り曲げて、イイところを探す。早くカイトのここを慣らして挿れないと、おれの身体がもたない。体力的な意味でも。
「あ、あ、ああっ……。いや、やです、そこっ」
「ここ?」
「ん、んんんっ……ふ」
 前を擦りながら、中の粘膜を指で擦り上げる。熱くて、指がとけそうだ。
「や、そんなに激しくしたら、ま、またイッちゃいます……」
「いいよ。何度でもイケよ。おれも凄いイッてるから……」
「マスターはイキすぎです。マスターほどイッたら俺ショートしちゃいます」
「急に冷静になるなよ。萎えるだろ」
「……全然、ギンギンですけど」
 カイトが自分の指をぺろりと舐めてから、おれのそれに触れた。
 か、カイトが……おれのにさわっ……。
「ダメだ、そんな激しく触られたらイクから!」
「……そっと触れただけなんですけど」
「お、おれ、カイトの中でイキたい……! 流石にそろそろ出なくなる!」
「あっ……」
 おれはカイトの足を、思い切り左右に押し広げて熱をあてがった。そんなに大きくはないおれのペニスが、カイトの中に埋まっていく。
 凄い、熱い……。カイトの中、こんな、感じなんだ……。
「ん、ああ、あっ……」
「うっ……」
 やば。全部埋める前に、出た。
「ご、ごめん。今度はもたせるから……」
 萎えたそれをそのままに、カイトの乳首を弄る。
「だから、イイ声出せ。おれが勃つように」
「あ、あっ……。んっ……マスタ、ァ……」
 声だけじゃなかった。瞳がとろけるように、おれを呼ぶ。うるうるして、表情全部、身体全部でおれを誘っているような。
 錯覚かもしれない。でも、それでもいい。カイトがおれを求めてる……。
 あっという間に、おれのは再び硬くなった。
「好きだ。カイト……大好き。大好きだ。愛してる。幼女より、何より大好きだ!」
 カイトは言葉こそ返してくれなかったけど、おれの背に縋り付くように腰を動かした。
 快感を受け入れて貰えたことで、抜き差しがスムーズになる。何度もイッたせいで大きな水音が鼓膜を灼いた。
「すげ。エロイ……。カイト……」
「あ、あ、あっ……あ」
 断続的な喘ぎを飲み込ませるように、キスをする。頑張れ、耐えろ、おれの愚息。せめてカイトがイクまでは。
 多分おれにとって幸運だったのは、カイトも感じやすくて、比較的イキやすかったことだろう……。
 カイトがおれの腹に、どくりと精液をぶちまける。同時にきゅうっと奥がしまって、おれもイッた。
 ちゃんと出てるといい。カイトの中に注ぎ込みたかった。おれので奥まで、ひたひたにしてやりたい。
「ん……う。は、はぁ……」
 肩で息をしていたカイトが、うっすらと瞳をひらく。瞬きをすると涙が目の端をつたった。
 ぼんやりとした焦点の合わない瞳に煽られて、目元にちゅっと口付ける。
 流石にもう打ち止めなおれのそれをカイトの中から引き抜くと、中で出した精液がとろりとこぼれ落ちた。
 良かった。ちゃんと種付けはできたようだ。




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